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生分解性潤滑油

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トタルは環境保護と持続可能な開発に特に配慮している企業です。
そのためトタルでは、さまざまな潤滑油の開発において、油の漏出や予期せぬ流出など、環境に対する直接のリスク活動に対する設計を優先して組み込んできました。

バイオ潤滑油とは

バイオ潤滑油とは、急激に生分解が進む、人体および水環境に対して毒性のない潤滑油すべてに使用される用語です。

バイオ潤滑油の種類:

  • 植物系ベースオイル(例: 菜種油)
  • 合成エステル系ベースオイル
    (改良再生または鉱油系ベースオイルから製造された基油)

バイオ潤滑油の利点:

  • 生分解性
  • 低毒性
  • 環境重視
  • 低オイル蒸発損失
  • 優れた潤滑特性
  • 高粘度指数
  • 高発火温度
  • 機器耐用年数の延長
  • 交換頻度延長の可能性

バイオ潤滑油の適用分野

バイオ潤滑油は、環境リスクがあるあらゆる用途で間違いなく優先して使用される油です。

環境リスク:

  • 全廃油
    (チェーンソーチェーン用オイル、2サイクルエンジン用オイル、型枠離型剤)
  • 予期せぬ漏出の可能性
    (油圧オイル、グリース)

環境保護が常に懸案される環境では、バイオ潤滑油の使用に特に関心があります。水域、山岳、農業/ 森林環境がこれに該当します。

エコラベルとは

これらの製品を従来の潤滑油と区別するために、複数のエコラベルが考案されています。

最も有力なエコラベルは2005年に公開された「欧州エコラベル(European Eco-label)」で、トタルはこれをトタルの製品に適用することとしました。
ヒナゲシをシンボルマークとするこの欧州エコラベルは、低環境負荷に関する厳格な基準を満たしている製品にのみ使用することが許されます。
欧州エコラベルは、性能を保証し、通常の生分解性油と当社のバイオ潤滑油とを区別することができる、数少ないラベルの1つです。

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トタルと環境

トタルでは、環境保護に適合する製品(バイオ潤滑油、バイオ燃料など)、およびお客様の独自の環境へのアプローチ(製品貯蔵、廃棄物処理などに適用)を支援するサービスを提供しています。

トタルでは次のための取組みを行っています。

○エネルギー分野での持続可能な発展:エネルギー源の多様化、再生可能エネルギーの開発

○運転の安全性と環境に対する影響がないこと:

  • 製品輸送手順の安全性を確保して、事故のリスクを防止および管理
  • 汚染物質の排出および排水を管理して、予想外の汚染を低減
  • 製品による環境への影響をライフサイクル全体にわたって監視し、生物の多様性を保護

○ 気候変動との闘いへの参加

  • 温室効果ガス排出の監視と削減、製品のエネルギー効率の向上、より良いエネルギー使用の管理のお客様への働きかけ